こんな感じの人りごと

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鷹尾山「氷室神社」を参拝

5月15日に書いた「中野の棚田」のつづきです

「中野の棚田」を後にして、カーブの多い森の中の道を登って行く

幾つめかのカーブを抜けた先左側に「南伊奈ヶ湖」が見えた

モミジの明るい緑葉が正面の水面に映り綺麗であった

秋の紅葉も綺麗だろう

一面の緑色の中に、白一点のスワンがゆっくり寄ってきた

爽やかな景色だった

 

南伊奈ヶ湖と1羽のスワン


 「南伊奈ヶ湖」を後にして、細い山道を行く

その先に「氷室神社」の石鳥居が現れた

鳥居の下に立ち、石段を見上げた

人っ子一人いない、静かな参道が続いている

 

天然石を積んで作られた素朴な石段(石段数は519段)は歴史を感じさせるものがある

迷ったが、今回は細い車道を追って行くことにした

 

鷹尾山氷室神社の鳥居

鳥居から階段を見上げる
ここから519段先に本殿がある

杉並木の先に隋神門が見える

 

途中の車道から杉並木の先に楼門「隋神門」が見えた

杉並木の木漏れ日が美しく、より重厚な石段に見える

その先に車を止めて、そこから参道である石段を登ることにした

 

 隋神門

隋神門をくぐると更に上に拝殿と神楽殿が見える

隋神門の左手には手水社があった

隋神門を抜けると、急な階段が続く

頭上に神楽殿が突き出ている様に見えた

小さいが立派な神楽殿である

その先には拝殿が見える

 

社殿の庭には湧き水が流れ込む池に水車があった

境内に上がって拝殿で手を合わせた

この拝殿にはちょっとした仕掛けがしてあった

 

拝殿前で古びた鈴緒を握り、錆びた鈴を鳴らす

手を合わせたその瞬間、前触れもなく突然、拝殿奥から巫女が鳴らす鈴の音が鳴ったのだ

誰もいない、湧き水が流れる音だけが響く静まり返った境内である

僕は驚いて拝殿前の石段を踏み外しそうになった(あぶない!)

石段の下に降りて観察した

中で巫女が踊っている様な音楽が流れている

 

もう一度、拝殿前に上がってみる

そっと拝殿の閉められている扉を開けてみた

また、音楽が流れる

お賽銭箱が置いてある

その上に赤いランプが点灯している物があった

巫女が踊る姿を想像させるその雅楽は、拝殿の奥の薄暗闇と相まって不気味にも感じられた

面白い志向ではあるが、もう少し良い音色が流れると良いのだが・・・

ただ、拝殿前で怪我人が出ないことを願いつつ拝殿を後にした

 

拝殿横の池の裏手には、樹齢1,200年の大杉である御神木がある

その畏怖堂々たる姿に、あらためて手を合わせた

 

御神木の樹齢1,200年の大杉

 

湧き水が流れる社殿敷地下にクリンソウが咲いていた

 

この神社が鎮座する位置は標高1000m付近、南アルプス櫛形山の中腹に位置する

1200本の老杉に囲まれた神域である

静かな奥深い山の斜面に佇む「氷室神社」境内には戦没者(ロシア戦争から大東亜戦争に至る)の慰霊碑もある

 

770年創建当時は南鷹尾山と称し、鷹尾権現(氷室大明神)として文殊菩薩と合祀し鷹尾寺が祭事を行い、武田家や徳川家の信仰が厚かったという

明治になり寺を廃止、氷室神社として現在に至り、平林地区の里びとにより管理されている

隋神門に掲げられている和歌(読むことができる)は、信仰する里びとの手作りの作であるという

 

ご祭神は「御食津神(みけつのかみ)」食物の神

「稚産霊神(わたむすびのかみ)」生命力・生産を司る神

「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)」農業・商業経済の神

の御三神である

 

「産経抄」筆者 石井英夫氏「蛙の遠めがね」第6回の「氷室の里びと」産経新聞1995年10月9日、「正論:平成7年12月号」のコラムを宮司さんにより纏めコピーされた書物が拝殿に置かれていたので、有り難く頂いて来ました

その中の一部を抜粋させて頂きました

 

今回は迂闊にも車での登社であったので、次回はあらためて、不揃いの石段を一段一段踏み締めながら参拝したいと思います

 

このつづきはまだありますので後日に

 

では、また!